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今日は、テーマソング「きみは愛されるため生まれた」を歌い

「(神さまに)愛されてるな」と感じたことを分かち合いながらスタートしました。

メンバーが牛乳ゼリーを作ってきてくださったので、美味しくいただきました。


今日の読書は

「いい覚悟で生きる」より

「人生は不連続の連続である」

「楕円のようにバランスよく生きる」

を味わいました。


「病や試練を”不連続”と捉える、捉え方は面白い。試練、と考えるり、不連続と考えることで客観的になれる、視野が開かれるかも知れない」


アメリカ人の方もいらしたので、難しい表現をアプリで英訳してみましたが

細かいことはさておき…

「深い内容を考えることができました」とのご感想をいただきました。

その方がメモされた英訳をご紹介すると

We live in balance like an ellipse.

Truth is not circular, but elliptical.

Circular is exclusive.

We find happiness because we are unhappy.

We gain humility by losing confidence.

We gain human decency and inclusion.


「楕円は難しい」「私は楕円がいいです」

「夫婦関係をみても楕円だと思う。だから視野が広がる」

などなど

それぞれ、病や試練の中でも、神の愛を感じ、成長をいただいていることを喜びあう「希」となりました。


私は、神さまに呪われているのではないだろうか・・・とさえ感じてしまう「不連続」を経験していましたが、夫も私を慰めようがなく、どうしようもできず、ポツリと「夕焼けが綺麗だよ」と、一言。

すりガラスの窓を開けるとそこに虹が。

外に出てみると、金色の教会に大きな虹が覆っていました。

創世記9章12−17節の聖書の箇所が思い出され、

私は神様に呪われているのではない。呪いは主イエスさまがすべて受け尽くしてくださったのだ。永遠の恵みの契約を思い起こすように、神様からの愛のメッセージをいただきました…と、皆様におわかちしました。K.O.


今日も新しい方がおいでくださいました。

「近くだったので…」とのことでしたので、地域にあることの意義を覚えさせられました。

新しい出会いを神様に感謝しています。

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さて、今日の言葉の処方箋は…


「苦しみが品性を磨く」

「受け入れることで はじめて見えてくるものがある」

「自分のことを考えるのは日に1時間もあればいい」

「あえて自分を見ない生き方をしてみる」

「ほっとけ 気にするな」

「自分の人生に期待しない。人生から期待されていると考える」

「2時間で終わった命にも役割がある」

「死について考えることは、人生を見つめ直すきっかけになる」

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たくさんの言葉を受け止めながら、色々考え、分かち合う時間となりました。

30代から90代までの方々のご参加で

それぞれたどった道のりは異なりますが

今ある状況を「よし」と受け止めておられる姿はとても清々しく

居心地の良い「希」でした。

この会を担当させて頂いている私は明日入院、明後日手術ですが、

Zoomから司会、進行させて頂いて、あらゆる可能性が開かれていることに感謝しました。

皆さんの笑顔とコメントをお聞きできて楽しかったです。

教会花壇に10月に植えた「オリエンタルリリー」

昨年の花数は10個に満たなかったのですが

土のベットから出され、暑い夏を超え、再度地中に植えられ、寒い冬を乗り越え、

2年目は23個の蕾をつけ、天の賜物を喜んでいるようです。

人生もさまざまな局面を通りますが

天から与えられた人生を喜んで過ごしていけたら幸いです。(K.O.)


今日も新しい方が参加くださいました。

プレカフェから9回目の「希」ですが、今日は、9ヶ月前と今とでの心境の変化などを語り合いました。

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・それまでは環境を受け入れられなかったけれども、今では、導かれている環境がいかに恵まれた環境かに最近気づき、感謝している。

・今までチャレンジしてこなかったことに、チャッレンジしてみたい気持ちがしている。

・介護に苛立つこともあったけれども、受け入れることができるようになってきている。


などなど、前向き、発展的なお気持ちにかわられているご様子をお話しくださいました。


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お読みしたのは、ヘンリー・J・M・ナーウェン(著)「慰めの手紙」

著者がお母様を送られた後、お父様に宛てて書いた手紙が一冊にまとめられた本です。

なかなか、理解の難しさを覚えながらも

「イエスの復活の光の中でわたしが受け取った死の意味を、あなたに伝えるもっとも良い方法は、わたしたちにとても大きな悲しみを与え、死の不条理を考えさせる愛が、死そのものよりも強いと語ることでしょう。「愛は死よりも強い」。このことばは他のどの言葉にもまさって、復活の意味を、そしてまた死の意味を要約しています。」

ということばが心に残りました。

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今日は、参加者の方々がよく知る、沖縄で放射線治療を受けられているMさんのためにおいのりしました。

晩秋に、隙間を開けて植えた教会花壇の花。3月までは細々と咲いていたのが、4月に入り急に繁茂しています。そろそろ最終コーナーを回ろうかということころ。

一つの株がよくも大きく成長したものだと、近所の方も驚き喜んでいます。

植えられた種は小さくても、恵みによってそれぞれが成長できれば幸いです。

「希」のテーブルに添えました。K.O.

今回も新しい方が参加くださいました。東京は花粉飛散が厳しくありますが、恵みの雨に感謝しました。


さて、今日のことばの処方箋は

「全力を尽くして心の中で ”そっと” 心配する。」

「いのちよりも大切なものがある」

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「希」の終わりに・・・

「心で”そっと”心配する、という言葉で、ホッとしました。言葉の処方箋は副作用ゼロですね。心が軽くなりました」

「死はどんな人にも必ず訪れるけれども、怯えて生きることはないこと。使命を持って生きることが大切なんだ、ということがわかりました。」

「大切な人の死に直面し、低空飛行でしたが、使命を持って生きることに目をあげることができました」などなど

感想をいただきました。

心を打ち明け、耳を傾け、祈られたひと時は、かけがえのない時となりました。

次回は、教会のイースターと重なるため、4/27日変更いたします。

K.O.

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会場となる教会の多機能トイレに飾られた「星野富弘さんの絵葉書」

「いのちよりも大切なものがある」と語られた星野富弘さんは昨年4/28に召天されました。

命を使い、召命に応えられた作品は、今も多くの人に、影響を与えています。

一年で一番寒い季節の「希」ですが、新しい方も参加くださいました。

今日のことばの処方箋は・・・

「逆境の時ほど、明るい面を見ることが大切だ」

「右手のしていることを、左の手に知られないようにする」


頭でわかっていても体の不調も重なって取り組むのが難しいとき、

ここで思いを吐き出し、受け止められ、祈られて・・・

取り組む力があたえられる・・・

そんな「希」であったとの感想をいただきました

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先日訪れた沖縄での一枚

そろそろ役目を終えようとする寒緋桜の花

せっせと蜜を吸う けなげな働きバチ

いのちの縮図を覚えました(K.O.)

新年、大寒中の「希」ですが・・・

喜ばしいのは、寒さを気にせず歩きで参加される方が多いこと。

そして、今回はアメリカ人の方が参加されたこと。


***今回の「ことばの処方箋」は、1/20がアメリカの祝日「キング牧師の記念日」にちなんで***


①「肝臓のすぐれた働きに学ぶ」(「肝臓のような人になりましょう」「日本の国も、肝臓のような国になったら、世界中の尊敬を集めますよ」)


②「ユーモアとはユー・モアなり ”あなたを、もっと大切に”」(「いい目立ちたがり屋になれ、自分のためにではなく人のために(キング牧師)」「何事にも”よい”をつけると世界が広がる」)


③「”偉大なるお節介症候群”と認定します」


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なんのことやら?と思われる方は、樋野興夫先生の著書「いい覚悟で生きる」「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」をお手に取ってみてください。


*** 会話の中で ***

「肝臓のようになりたい」「肝臓のようになる、って難しい」「寛容さと我慢の違いは?」

「寛容さとは、神の良いご計画が実現することを信じて、難しいと思う課題に諦めずに取り組んでいくことかな・・・」

「相手が悪いことをしていることがわかっていても、良い方向に変わることを助けられずに、寛容になっているのは、よくないな・・・と思うことがある。本当の寛容さは難しい」

 「人のためにすることは、自分のためになると思う」「”偉大なるお節介”は難しい、”余計なお節介”ばかりしてしまう」「でも、この”偉大なるお節介症候群”10の項目を知っているだけでもいいですね。」


・・・などなど、笑い合いながら、自分のありのままを受け止めながら、それでもちょっと背筋を正して、品性の向上・人格の成熟を目の前に掲げる・・・そんな年始の「希」となりました。

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 素晴らしかったのは、言葉の処方箋の日本語の意味を調べながら、英語に訳すとどうなるか?と、アプリを使いながらじっくりと味わうことができたこと。

 特に「偉大なるお節介症候群の選考項目10」を英語に訳す時、ある人は「こういう日本語を普段使っていないから・・」とおっしゃりながら、日本語を調べたりして、イメージを膨らませました。外国の方にとって日本語は「悪魔の言語」と呼ばれるほど難しいそうですが、日本語の形容詞の奥深さ、品格を考える上で広がりを改めて感じました。難しい日本語をもっと知りたいとも思います。外国の方が参加されることで、言葉の処方箋効果が倍増したのではないでしょうか。

 そして、いつものテーマソングをオカリナで伴奏していただきました。

 オカリナの特性上、原曲のニ長調からハ長調に下げての伴奏でしたが、喉の腫瘍のために高い声が出なくなっている方にとっては、すべて歌えるキーになり、歌いやすくみんなで歌うことができました。

 今回の茶菓子は、ステラおばさんのクッキー。4年前に左の腎臓と尿管・膀胱の一部を切除された方からのプレゼントです。だんだん元気になられ、「今では手術前よりも調子が良い、皆様のお祈りに感謝しています」とのことです。本当に嬉しいご報告です。K.O.

先日、久しぶりに東海道線に乗りました。富士山の雪景色は貫禄があって凛としていて背筋が伸びます。

新しく参加された方は、健康維持のために25分歩いて来られたとのこと。

樋野先生は「歩いて来られる場所にがん哲学外来カフェがあることが望ましい」とおっしゃいましたが、ここで始めたことの意義を覚えた第3回目。


*** 今回の言葉の処方箋は、クリスマスにちなんで ***

 「本当に良いものはゴミ箱の中にある。」「The best things in life are free」「真実は誰にでも取りにいける場所にある」

 樋野先生は、イエス・キリストは家畜小屋の飼い葉桶の中にお生まれになられたことを引用して「人類はゴミ箱のなかに光をみつけてきた。本当にいいものはただです。・・・」と


*** 会話の中で ***

「たくさんの薬の副作用に苦しむけれど、このがん哲学外来は副作用ゼロだと思います」

「みんなお金をかけたものに価値があると思っているけど、私は散歩して野草を積んで食べます。栄養豊かで、良いものはただ、という意味がよくわかります」

「寒くて何もする気になれないけれど、少しでも頑張っていきたいなとおもいます。」

「(親族のがん)どうして、もっと早くわからなかったのか?と思うこともあるけれど、どんなに予防の手を尽くしても、癌になる人はなる。」「がんは寿命。どんなに長寿の方も解剖するとがんがある、と樋野先生がおっしゃっていましたね。それで心が軽くなりますね。」

「体の苦しみがありますが、飼い葉桶にお生まれ下さったイエス・キリストさまを通して、天国の希望があたえられているので、どんな苦しみにも耐える力が与えられています」


などなど

ほかにも、それぞれいろいろな思いを分かち合ってくださいました。


今回はクリスマスの月でもあり

オカリナで「OH HOLY NIGHT」「久しく待ちにし」を演奏くださり、皆さんで歌いました。

また、「ジンジャーマンクッキー」(上の写真)を作ってくださった方もおられ、お土産をいただきました。ありがとうございました。

今日のお菓子は「りんごのムース」お茶は、天日干ししたかりんと紅茶をブレンドしました。


*** カフェの後で ***

「自分はがんのことを誰にも話さず、一人で乗り越えてみせる、と思っていましたが、本当は自分の状態を話したかったんだ、ということに気づきました」

「自分はいろいろ新しいことに取り組みはじめています。それも、このがん哲学外来にきたからなんです」

との感想もいただきました。


みなさんが、一歩外に出て、自分の状態を気軽にお話しして、苦しみを一緒に乗り越えていける地域カフェであれたら嬉しく思います。K.O.



第二回小平がん哲学外来カフェ「希」では

 

 9月の手術前にみんなで祈って送り出した方も戻ってこられ、

 回復を共に「喜び」ました。


 お互いの病歴やリハビリなどを語り合う中で

 それぞれがこれまで歩んできた道に

 多くの助けが備えられていたことを覚えて

 共に「感謝」しました。

 

 そして、この日がお誕生日の方がおられ

 共に「お祝い」しました。


 今日のワードは

「いい人生だったか、悪い人生だったかは最後の5年で決まる」

「人と比べるから悩みが生まれる」

 20代でも90代でも、人と比べず、最後の5年を生きる覚悟で

 1日1日を大切に生きたいものです。

 差し入れの手作りお菓子「カボチャ入り羊羹」は甘さ控えめで

 いただきものの鹿児島茶によくあいました。

 ごちそうさまでした。

 

 写真は、11/4教会の墓前礼拝での一枚。

おひとりびとり、1日、1日、美しく色づく日々でありますように。 K.O

 

 

講演会に参加された方から、新鮮なとれたてピーマンをいただきました。

遠方におられるお母様がそだてて収穫されたピーマンとのこと。

樋野先生の語られた

「人は30m背後から見守る人で支えられている」

の言葉で、お母様の遠距離介護の中で考えさせられている葛藤から解放され、

ピーマンに込められた母の「愛」に心あたためられたとのこと。

新しい視点によって、前向きな一歩が導かれていること、共に喜び、

お母様の暖かな愛を共に味わわせていただきました。K.O

10月6日(日)13:30−14:50

がん病理学者であり、がん哲学外来を初めて日本に開設された

樋野興夫先生による開設記念講演会が開催されました。

参加された方々からは多くの質問があり、

樋野先生は時折ユーモアと笑顔を交えて丁寧にお答えくださいました。

新聞社の取材も入り、有意義な講演会となりました。

後のティータイムでは

参加者お手製の紅玉のパウンドケーキが振る舞われ

楽しい交わりのひとときとなりました。

夜に先生からご感想をいただきましたが、

一般社団法人がん哲学外来のブログ
「21世紀の架け橋 がん哲学 樋野興夫 第24回」

に掲載されています。

以下をご覧ください。


月末に手術を控えておられる方

予後を過ごしておられる方

身内を送られた方などが参加され

映画の一部を見た後で

親の立場、子どもの立場で、病をどう受け止めたのか、

また、これからどうしていくのか、などなど…

思いを語り合い、聞き合い

最後に、手術の守りと癒しをみんなで祈りました。

🎶「おどろくばかりの」をオカリナでリードしていただいてうたったり、

かぼちゃプリンを用意してくださる方によって

9月にお誕生日を迎える方のお祝いもしました。

「解決できなくても、解消できる」

今回のキーワードとなりました。

次回は、あなたの参加をお待ちしています。




 予後を過ごしておられる方が、

「小さなことですが、家族の家事を全部している。それが嬉しい。」とおっしゃいました。

  聞いている私には 「すごい!それはとても大きなことだ」と思いました。

 小さなことにも愛を込めて、感謝してできるなら、それは大きなことです。 K.O