第7回(4/27)の「希」では


今日も新しい方が参加くださいました。

プレカフェから9回目の「希」ですが、今日は、9ヶ月前と今とでの心境の変化などを語り合いました。

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・それまでは環境を受け入れられなかったけれども、今では、導かれている環境がいかに恵まれた環境かに最近気づき、感謝している。

・今までチャレンジしてこなかったことに、チャッレンジしてみたい気持ちがしている。

・介護に苛立つこともあったけれども、受け入れることができるようになってきている。


などなど、前向き、発展的なお気持ちにかわられているご様子をお話しくださいました。


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お読みしたのは、ヘンリー・J・M・ナーウェン(著)「慰めの手紙」

著者がお母様を送られた後、お父様に宛てて書いた手紙が一冊にまとめられた本です。

なかなか、理解の難しさを覚えながらも

「イエスの復活の光の中でわたしが受け取った死の意味を、あなたに伝えるもっとも良い方法は、わたしたちにとても大きな悲しみを与え、死の不条理を考えさせる愛が、死そのものよりも強いと語ることでしょう。「愛は死よりも強い」。このことばは他のどの言葉にもまさって、復活の意味を、そしてまた死の意味を要約しています。」

ということばが心に残りました。

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今日は、参加者の方々がよく知る、沖縄で放射線治療を受けられているMさんのためにおいのりしました。

晩秋に、隙間を開けて植えた教会花壇の花。3月までは細々と咲いていたのが、4月に入り急に繁茂しています。そろそろ最終コーナーを回ろうかということころ。

一つの株がよくも大きく成長したものだと、近所の方も驚き喜んでいます。

植えられた種は小さくても、恵みによってそれぞれが成長できれば幸いです。

「希」のテーブルに添えました。K.O.

小平がん哲学外来カフェ "希"

小平がん哲学外来カフェ "希" ”希”という字は縦糸と横糸の折り重なった貴重な織物を表します お互いが重なり合う交わりの中で 共に喜び 共に泣く 解決できなくても 解消できる 「なぜ?」から「いかに?」へ 病気であっても、病人ではない 新しい生き方を考えるきっかけの場となれれば幸いです